1日に何杯コーヒーを飲みますか?
コーヒーが好きな私は、毎朝欠かさず飲んでいます。仕事しながらも飲みますし、3時のおやつの時にもコーヒーです。
しかしそのコーヒーのカフェインが肌荒れの元に!?ニキビが増えるという説もありますが、本当のところはどうなんでしょう。
(ちなみに私は乾燥肌なくらいでニキビはありません)
コーヒーに含まれるカフェインは脂肪燃焼効果もあるので、ダイエット中には嬉しい飲み物なんですが、痩せても肌が荒れては元も子もない。
そこで、コーヒーと肌荒れの関係を調べてみました。
コーヒーで肌荒れが起こる4つの理由
コーヒーのカフェインにはいい面と悪い面があります。覚醒作用で気分がすきっとすることもありますが、その作用が肌には良くない場合もあるんです。
1.夕方以降に飲むと睡眠の質が低下する
カフェインは持続性があって、体内に入った量が半減するまでにも数時間かかります。
ですから、夕方以降にコーヒーをたくさん飲んでしまうと、寝つきが悪くなるんです。
寝つきが悪くなるとどうなるか、それは成長ホルモンの分泌に影響を及ぼします。
成長ホルモンは寝入りばなの数時間に分泌量が増えることが分かっています。健康な肌を作り、新陳代謝を活発にするためにはこの成長ホルモンが欠かせません。
しかし、カフェインのせいで寝つきが悪くなってしまうと、成長ホルモンの分泌が悪くなり、肌荒れを起こしやすくなるのです。
ただ、おそらくこれは個人差があると思います。私は寝る前に紅茶を飲んでも普通に眠れています。
でも睡眠への影響を心配するなら、コーヒーなどのカフェイン飲料は3時のおやつくらいまでしておいた方がいいでしょう。
2.自律神経の交感神経を刺激する
カフェインは自律神経の交感神経を刺激して、活発にします。
覚醒作用と似ているのですが、交感神経が活発になることで、身体は活動モードになりますし、仕事や勉強も捗るのです。
日中ならそれでもいいのですが、夜になっても交感神経が活発なのは問題です。
私たちの身体は、寝る時間になると副交感神経が優位になってきて、自然と眠気が訪れるようになっているのですが、コーヒーのカフェインのせいで交感神経が活発なままだとなかなか寝付けなくなってしまいます。
これを繰り返していると自律神経のバランスを乱してしまいます。
自律神経は内臓の働きをコントロールする働きもありますし、睡眠とも深い関わりがあります。
そのバランスが乱れることで胃腸の調子が悪くなったり、不眠症になったりして肌が荒れてしまうのです。
3.利尿作用によってビタミンを排出
カフェインには利尿作用があるので、コーヒーや紅茶ばかり飲んでいるとトイレが近くなると思います。
その時に、ビタミンやミネラルなど肌に必要な栄養素まで排出されてしまいます。
特にビタミンCなど水溶性の栄養素は尿と一緒に排出されてしまうため、肌荒れが起こりやすくなるのです。
4.飲み過ぎると胃を荒らしてしまう
カフェインは刺激物なので、過剰に摂取すると胃を荒らしてしまいます。
肌は内臓の鏡。胃の調子が悪くなるとニキビや吹き出物が増えますよね。コーヒーなどの飲み過ぎで胃壁が荒れてしまっていることが肌荒れを起こすのです。
カフェインの量に気をつければ大丈夫
それであれば、カフェインは1日どのくらいまでとっても大丈夫なのでしょうか。
個人差はありますが、1日当たり250〜400mgくらいまでは大丈夫だとされています。
ドリップコーヒー100cc当たりのカフェインは60mgほどなので、4杯くらい飲んでも大丈夫ですね。
ただし、カップの大きさを考えて下さいね。私はマグカップで飲んでいるので1杯180mlくらい入ります。
だから、この容量で4杯以上飲んだら大変。3杯くらいに留めておいた方がいいということですね。
カフェインはチョコレートや清涼飲料水など他の食品にも含まれているので、それらも考慮して1日のコーヒーの量を決めるといいでしょう。
チョコレートを食べながらコーヒーを飲むと、カフェインがそれなりの量になってしまうかも。
ちなみに、ドリップコーヒーよりも缶コーヒーの方がカフェイン量が多いので、缶コーヒーをよく飲む人は少し控えめにした方がいいかもしれません。
ミルクや砂糖にも気をつけて!
隠れた肌荒れの原因、それはコーヒーに入れる砂糖やミルク。
ミルクは牛乳や豆乳ならまだいいのですが、コーヒーフレッシュというものを入れたりしませんか?
あれはミルクではなくて、油です。コーヒーに質の悪い油を入れて飲んでいるようなものですから、何杯も飲んだらお肌にいいわけがありません。
コーヒーを飲むなら出来ればブラックで飲むことをおすすめします。
コーヒーを飲む時間は?
コーヒーの効果を最大限に発揮してもらうには、飲むタイミングも大事!
まず、コーヒーで眠れなくなる人は、就寝時間の8時間前までに飲み終わること。カフェインが体内から排出されるまでに8時間ほどかかるからです。
コーヒー飲んで眠れなくなって寝不足になったら、それは肌に悪いですよ。
もしダイエット効果も得たいなら、運動の30分前にコーヒーを飲みましょう。脂肪燃焼作用で、運動の効果も上がるでしょう。
消化促進のためなら食後に。胃腸の働きが良くなれば、お肌にもいい効果が出そうです。
空腹時にはコーヒーを飲まないこと
ただし、空きっ腹にカフェインを入れるのは刺激が強すぎるので、朝起きた直後や空腹時にたくさん飲むことは避けた方が、お肌のためにもいいかもしれません。
コーヒーを飲むならやっぱり食後がおすすめです。
リラックスしながら飲むのが一番!
コーヒーの香ばしい香りはほっと一息ついてリラックスできますよね。カフェインで即肌荒れ、ということもなさそうですし、安心して飲んで下さい。
コーヒーを飲めば肌荒れするのではなく、飲み方さえ気をつければ健康にもいいものなんです。
あんまり細かいことは考えずに、「美味しい〜〜!」と思いながらゆっくりコーヒーブレイクを楽しめば、肌荒れの心配もないのではないでしょうか。
<スポンサードリンク>