アロマテラピーを使って「イライラ」を取り除く方法をアロマコンサルタントでもある私がお教えしましょう。
心の中をリッチにしなければ、生活を本当の意味でリッチにすることは出来ません。
生活していくにはお金も大事だけど、何よりも心の平安。リラックスした心がなければ、毎日楽しくないでしょう?
でも、ストレスになる出来事は毎日起きるもの。しかも、あなたに原因があるのではなく、あちこちの方向から様々な出来事が降ってきます。
それにひとつひとつ反応していたら心が持ちません。
イライラするんじゃなくて、それを上手に解消できるのは、ある意味大人のたしなみ。
今日のストレスは今日のうちに解消しましょう。
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◆アロマテラピーでイライラを和らげる
イライラの原因は色々ありますよね。イヤなこと、人間関係、体調がよくない、暑い、寒い、人によってイライラの原因は違います。
それをどうやってアロマテラピーで癒すのでしょうか。
「イライラ」とは心が落ち着かない様子のことです。思い通りにならないことに気持ちが落ち着かなくて、神経が高ぶってしまっている状態です。
アロマテラピーで使う精油には、このイライラを和らげる働きがあるのです。
精油は植物のエッセンス。植物から取り出した有効成分がぎゅっと凝縮されたもので、香りの分子が直接脳の奥深くに届くことによって、イライラを和らげたり、リラックスさせてくれる働きがあります。
たとえば、ラベンダーの精油に含まれるリナロールという成分は、幸せホルモンであるセロトニンの分泌に関わっているということがわかっています。
香りの成分が脳に届くことで、自律神経のバランスを取ったりホルモンを分泌したりするので、心も身体もリラックスできるんですよ。
◆イライラを和らげるためにおすすめのアロマは?
イライラを鎮めるために、初めてでも使いやすい3つのアロマをご紹介しますね。
基本のラベンンダー
まず最初に1本持っておきたいのはラベンダー。アロマテラピーの基本とも言うべき精油です。
ラベンダーって芳香剤みたいでイヤ、という方もいらっしゃるのですが、それはおそらく合成香料の香りではないかと思うのです。
天然100%の本物のラベンダーは華やかでありながら柔らかく心を癒す香り。奥深さのある香りで、決して芳香剤のようではありません。
リラクゼーション効果も高く、寝る前などに嗅いでいただくととてもリラックスできますよ。心が疲れたな、と感じたら使ってみて下さい。
ティッシュに1〜2滴たらして枕元に置いて下さい。ラベンダーのやさしい香りに包まれて、イライラしていた気持ちも和らぎ、ぐっすり眠れるでしょう。
生理前のイライラにクラリセージ
次におすすめなのがクラリセージ。
これは女性の不調におススメなんですよ。生理の前になるとわけもなくイライラしてどうしようもない、ということはありませんか。
それはあなたのせいではありません。女性ホルモンのせいなんです。
ホルモンバランスが乱れることによって気持ちが不安定になってしまうんですね。そんなときこそアロマテラピーの出番!
クラリセージは「エストロゲン様作用(えすとろげんようさよう)」といって、女性ホルモンと似た働きをしてくれるんです。乱れたホルモンバランスを整え、イライラを解消してくれますよ。
これは、同じようにティッシュにたらして香りを嗅いでもいいですし、小さじ1杯の植物オイルに精油を2滴加えて混ぜて塗って下さい。
お腹が痛いときはお腹でもいいですし、イライラするときは胸でもいいですね。
お風呂上がりの身体が温まっているときに優しくマッサージしてみて。浸透も良くなりますし、気持ちも和らぎます。
落ち込んだときのベルガモット
最後はベルガモット。アールグレイティーの香り、といえばわかるでしょうか。
ほんのり苦味のある柑橘系のさわやかな香りが心を癒します。女性にとても人気のある香りなんですが、レモンやグレープフルーツほど”さわやかすぎない”ところが心に響くのでしょう。
ちょっと尖った気持ちを和らげて、明るくしてくれる香りです。
仕事でミスをしてしまったり、人間関係で嫌なことがあって落ち込んでしまったときなどに使ってみて下さい。
◆アロマテラピーでイライラ知らずの毎日を!
同じイライラでも原因によって使うアロマを使い分けるのもまた楽しいですし、今日はどの香りでリラックスしようかなと選ぶ作業もまたアロマテラピーの楽しみの一つです。
そんなことをしているうちにイライラしていたことも忘れてしまうかもしれませんね。
あの小さなビンに入った植物のエキスが、たった1滴でイライラを解消して心を癒してくれるなんて何とも不思議です。
毎日笑顔でいるために、アロマテラピーをぜひ役立てて下さい。
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