40代になって、朝起きた時に疲れが抜けていないとか、疲れやすくなったと感じることはありませんか。疲れが取れないと肌に出てしまうし、何より「疲れた顔」って老けて見えていやですよね。
40代になるとどうしても代謝が落ちてきてしまうのですが、代謝が落ちるということは、身体のエネルギー効率が悪くなる、ということ。
若い時はどんどんエネルギーを生み出せるから、太りにくいし疲労回復も早い。でも40代になるとそれが段々出来なくなってくる。
だからたっぷり寝たはずなのに、朝の目覚めが悪い、ということになるわけです。
そこで役立てて欲しいのがクエン酸。40代の疲労回復にはもってこいのクエン酸の効果をもっと知って欲しいなと思います。
私は普段からクエン酸を摂るようにしているんですけど、摂ってるときとそうでないときはやっぱり疲労度が違うんです。
疲れが摂れればお肌の調子も良くなります。肌をキレイにしたかったら、高価な化粧品を使うよりも、しっかり眠って疲れを取った方がいいかもしれないですよ。
そのために役立つクエン酸の効果をご紹介しますね。
クエン酸の効果とは
私たちの身体はATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー源を作り出すことで身体を動かすことが出来ますが、このATPを作り出すのがクエン酸回路(ATP回路)というもの。
ここでクエン酸が役立てられているんです。
疲労回復効果
クエン酸を摂ることでこの回路が効率的に働き、エネルギーを産生することで疲労回復を早めます。
ただし、クエン酸の疲労回復について、科学的根拠に乏しいといわれていることも事実で、人での臨床実験が足りないため、信頼できるデータが少ない、とされています。
以前は乳酸が疲労物質だと考えられていて、クエン酸はその乳酸をエネルギーに変換する働きがあるから疲労回復に役立つ、とされていました。
ところが乳酸=疲労物質という考えは今は否定されているため、クエン酸の疲労回復効果も「?」となってしまったのです。
とはいえ、機能性表示食品に使われているクエン酸もあって、それについては、
クエン酸は継続的な飲用で日常生活や運動後の疲労感を軽減することが報告されています。
だから、まったく根拠のないことではありません。
実際、クエン酸をたっぷり摂ることでクエン酸回路が活性化され、乳酸をエネルギーとして使うことが出来るので、効率的にエネルギー生産が出来れば疲労回復につながります。
ダイエット効果
これは40代には嬉しい効果ですね。特に痩せにくくなってくる世代ですから、クエン酸で効率よくダイエットできるならたっぷり摂りたいものです。
これもクエン酸回路と関係しているのですが、体内にある栄養素を使って効率よくエネルギーを作ることが出来れば、太りにくい身体を作ることができます。
疲れ知らずでたっぷり活動できる体力もつきますから、カロリー消費量も増えて一石二鳥なのです。
デトックス効果
クエン酸にはデトックス効果もあるといわれていて、身体にたまっている有害物質や毒素、老廃物など不要なものを体外に排出してくれます。
クエン酸はどのくらい摂ればいい?
クエン酸回路は1日中身体の中で機能しているわけですから、常にクエン酸を必要としています。だから、1度にたくさん摂るよりもこまめに摂った方が効果的。
1日に2〜5g程度摂るといい、とされていますが、疲れやすい人は多めに摂るといいかもしれないですね。
ポッカレモンのクエン酸は?
私が皆さんによくおすすめするポッカレモンですが、これだと大さじ1杯(15ml)当たり980mgのクエン酸を摂ることが出来ます。
私は疲労回復のためにポッカレモンを飲んでいますが、こんな風に飲んでいます。
- ポッカレモン 50ml
- 水 250ml
以前は寝る前に飲んでいましたが、最近はお風呂上がりに水分補給代わりに飲んでいます(私は晩ご飯の前にお風呂に入ります。)
これで3g以上のクエン酸が取れていることになりますね。私は今のところ、このポッカレモン水を1日1〜2杯飲んでいます。
朝の目覚めはとても良くなりましたし、お肌の調子はすこぶるいいですよ!
ポッカレモンの疲労回復効果についてはこちらの記事も参考にしてください。
>「疲れやすくなってない?疲労回復にポッカレモンのススメ」
クエン酸を効率的に摂取する方法
クエン酸を効率的に摂取するためには相乗効果のあるものと同時に摂るのがオススメ。どうせ摂るなら効果が高まった方がいいですもんね。
ビタミンB群
ビタミンB群は何がいいかというと、糖質やたんぱく質の代謝を高めてくれるんです。ビタミンBを摂らないと代謝が悪くなるので、せっかくの栄養素が生きてこない。
代謝を高めるビタミンB群とクエン酸の組み合わせは疲労回復に最適なんです。ビタミンBを含む食材は色々ありますが、疲労回復という点で考えると豚肉やレバーがオススメです。
例えばとんかつにレモン汁をかけますけど、この組み合わせは揚げ物をさっぱりいただくということ以外に、疲労回復効果を高める意味もあるんですね。
糖質
ダイエットで糖質制限をしている方も多いでしょうが、疲れた時には糖質と一緒にクエン酸を摂ることで体力が早く回復します。
特に運動をした後はおにぎり1個とレモン水などを摂取した方が早く疲労回復しますよ。せっかく運動しても疲れきっているのではお肌に良くありません。
疲労は早く解消してぐっすり眠る!そのためにクエン酸を役立ててください。
クエン酸の効果が出るにはどのくらいの時間がかかる?
では、こまめにというのはどのくらいの時間で摂るのが効果的なのか、それにはクエン酸の効果がどのくらいで出るのかということを考えていけばいいでしょう。
個人差もありますが、体内に入ってから2〜5時間程度でその効果が消えてしまうとのこと。
だったら、例えば3時間おきに飲むというのはどうでしょう。
朝、昼、おやつ、夕食前、寝る前など、タイミングを決めておけば飲み忘れることもありませんし、1日中効率的にクエン酸が働いてくれて、疲労回復に役立つでしょう。