40代になってシミが気になりだした、という方も多いと思います。私もそうなんですが、ところどころ気になるシミが。
若い頃は日焼けをしてもシミなんて目立たなかったのに、どうして・・・と思うかもしれませんが、紫外線のダメージは時間をおいてやってくるので仕方ない。
化粧品は外側からのケアになるので、もちろん継続して使うことで一定の効果が得られますが、同時に食べ物にも気を使い、内側からケアをしていくことも大切です。
というわけで、今回はシミを消すための食べ物で、続けやすいものをご紹介したいと思います。
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シミを消すのに有効なビタミン類
しみを消すために取って欲しいビタミンは、
- ビタミンA(βカロテン)
- ビタミンC
- ビタミンE
です。
これ以外のビタミンももちろん肌を保護するために役立ちますが、今回は「抗酸化作用」というところにこだわってみたいと思います。
ビタミンの抗酸化作用とは
抗酸化作用ってのは、つまり身体が錆びることを予防する働きのことです。
40代になると活性酸素という悪者がどんどん増えてきます。悪者といいましたが、本来は身体に必要なもので、身体を外敵から守るという大事な役目があります。
ところがこれが増えてしまうと、細胞に「過酸化脂質」というものを作り出すようになります。これがいけない。
過酸化脂質が増えると細胞が傷ついて、それがシミやシワの元になるんです。だから、40代になったらとにかくこの「酸化」との戦いになるんですよ。
鉄も錆びるとぼろぼろになるでしょう?それと同じことが肌に起きるわけですから、そりゃあシミも増えますよ。
で、ビタミンがどんな働きをするのか、というと、この活性酸素が増えるのを抑えるのと、増えてしまった活性酸素を減らすのに役立つわけです。
肌の健康を守るビタミンA(βカロテン)
ビタミンAは動物性食品、βカロテンは植物性食品に含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変わります。
ビタミンAは過剰摂取が心配される栄養素ですが、βカロテンなら必要な分だけビタミンAに変換されるので、その心配はありません。なので、野菜から栄養を摂った方がいいですね。
だいたいビタミンAって、うなぎとかレバーとかに多く含まれているので、それを毎日食べるなんても無理。
緑黄色野菜を食べればいいのですが、含有量の多い人参とかパセリはわたくし苦手なので、別の野菜がいい。あ、人参好きな人は食べて下さいね。
そこでオススメなのは、
- バジル
- モロヘイヤ
- ほうれん草
- かぼちゃ
- ニラ
当たりでしょうか。モロヘイヤはさっとゆがいておひたしにしても美味しいですし、夏は冷たいスープやお吸い物なんかにも合いますね。
緑黄色野菜は肌荒れにも本当にいいので、がんばって毎日食べて下さい。色々な色の野菜を使うようにすると飽きずに続けられますよ。
シミを抑え、コラーゲンも作るビタミンC
お肌にはビタミンCがいい、ってよく聞きますでしょう。
それには当然理由があって、コラーゲンを増やしたり、免疫力を高めたりという様々な効果のうちの一つに、抗酸化作用があるんです。
ちなみに、ビタミンCとコラーゲンの関係についてはこちらの記事でもお話ししているのでどうぞご参考に。
>「コラーゲンを増やすにはビタミンC!40代のお肌にビタミンCが必要な理由とその効果」
ビタミンCは果物や野菜などにたっぷり含まれていますが、中でもダントツなのはアセロラ!アセロラ100g中に1700mgもビタミンCが含まれています。
アセロラの実なら1粒でも十分、アセロラジュースならコップ1杯で1日分の所要量の半分がとれます。
ただし、ジュースの場合は糖分も入っているので、飲み過ぎないように注意が必要ですね。ジュースって思ったよりも砂糖たっぷりなので。
アセロラはとても傷みやすいので、スーパーに生の実が出回ることはあまりありません。
家庭菜園でも育てやすいらしいので、自分で育てて毎日摘んで食べる、なんていうのもおすすめです。
アンチエイジングに欠かせないビタミンE
ビタミンEはナッツ類やオリーブオイルにたくさん含まれています。
ナッツ類は脂質も多くカロリーも高いので食べ過ぎには注意が必要ですが、ちょっと小腹がすいた時のおやつ代わりに、塩が付いていないタイプのものを食べるといいでしょう。
それから、普段使っている調理油をオリーブオイルに変えてみてもいいでしょう。炒め物も脂っこくならないのでオススメですよ。
シミを消すのに有効なその他の栄養素
強力な抗酸化作用を持つリコピン
赤い色素のアスタキサンチン
肌の新陳代謝をサポートするビタミンB2
スキンケアだけでなく身体の中からシミを消す
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