キレイな肌を作るために大事なのは、睡眠時間そのものではありません。寝れば寝るほど肌にいいのか、というとそんなことはないんですね。
睡眠時間が短すぎて眠れていないのはもちろん問題ですが、長く寝たからといって疲れが取れるわけではないですね。逆に疲労が増すこともあります。
休日の寝だめは余計に疲れるのでやめた方がいいです。そもそも人間は寝だめが出来ないのですから。
では、睡眠時間とお肌とはどのような関係があるのでしょうか。
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睡眠不足の肌への影響
睡眠時間が足りないと
- 肌がくすむ
- 乾燥する
- 吹き出物が増える
などのトラブルが増えます。
これは成長ホルモンの分泌が十分ではないために、肌の新陳代謝が低下している証拠です。
成長ホルモンを分泌するためには、寝入ってからの数時間、ここで深い眠りにつくことが大事です。
それから浅い眠りと深い眠りを何度か繰り返して目覚める、この睡眠サイクルがうまく出来ているとお肌の調子も整ってきます。それにはある程度の睡眠時間が必要です。少なくとも6時間くらいは欲しいところです。
新・お肌のゴールデンタイム
昔は肌のゴールデンタイムといって、10~2時は寝た方がいいといわれていましたが、今はあまりその時間帯にこだわらなくてもいいようですね。
大事なのは寝入りばなの3時間です。
最初の眠りは「ノンレム睡眠」といって、深い眠りです。この最初の眠りの時に成長ホルモンがたくさん分泌されることが分かっています。
成長ホルモンというのは子どもの成長のために必要なだけでなく、私たち大人の肌にとってもとても大切な働きをしています。
成長ホルモンがしっかり分泌されることで、新陳代謝が活発になって新しい健康な肌が作られるのです。
ということは、寝つきが悪かったり眠りが浅かったりして、最初の3時間でぐっすり眠れないと成長ホルモンが分泌されないということになりますね。そうすると、肌のターンオーバーが乱れて、くすみや大人ニキビなど、様々な肌トラブルの原因になるんですよ。
ターンオーバーの大切さについてはこちらの記事も参考にどうぞ>「40代からの肌のくすみ改善には「ターンオーバー」を乱さないこと!」
何時に寝ているかも大事
そして寝ている時間。夜中の1時に寝て7時に起きるのと、10時に寝て4時に起きるのとでは、同じ6時間でも質が違ってきます。これは、私自身が試してみて、その良さを実感しているからおすすめしたいのですが、断然早寝早起きの方が身体にいいです。
早く寝て早く起きる。本来は日の入りとともに活動を縮小していき、日の出とともに起きる、というのが人間本来の身体のリズムなんだろうなと思います。
お肌のゴールデンタイムといわれていた時間に寝ないと肌が作られないというよりも、身体のリズムが狂うから肌にもその影響が出る、ということだと思います。
最近、夜の10~11時には寝るようにしているのですが、朝は4時台に目が覚めます。目覚ましを使わなくても、です。私には5~6時間の睡眠時間が合っているのでしょう。
疲れも取れる
そして疲労度が違います。疲れが溜まりにくいんです。夜遅くまでパソコンの前で仕事をしているとやっぱり疲れます。それで遅い時間になってから寝ると、次の日に疲労が残ってしまいます。
でも早寝早起きすると、同じ睡眠時間でもスッキリ目覚めるんですね。朝の方が頭がクリアで仕事もはかどりますしね。お弁当や朝食の支度をするまでの間1時間ほど仕事をしていますが、終わりの時間が決まっているので集中できるんです。
寝つきもさらに良くなりましたよ。朝が早いせいで夜も眠くなるの早いですけど、ベッドに入って本を読み始めるとすぐに眠くなります。夢も見ないくらいぐっすり眠って、朝は冬だとまだ暗いのに目が覚めます。
しっかり眠れているせいか、冬でも肌があまり乾燥することなく、大人ニキビなどのトラブルもありません。
夜はついつい片付けをしたり、何かしているうちに寝るのが遅くなってしまいませんか。たまには「明日やろう!」と割り切って、思い切って寝てしまいましょう。
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